野生児ホースキャンプのボランティアをしてくださったお二人と昨晩ZOOMで反省会。

も、反省することはほぼ無く、「やって良かった」、「次回も・・」というご意見。

お二人の前向きさと明るさには、はじめから最後まで本当に助けられました。

服部 勉さん&藤野 理哉さん

服部さんの「子どもは環境さえあれば野生児に直ぐに戻れる」という感想は嬉しい限りですが、反面スマホやゲームの影響は如実であることも否めません。

  • 身体能力とスタミナの欠如
  • 子ども特権の“今ここ”の意識が今ここに無く頭の世界に行ってしまう
  • 好奇心や探究心という意識の量が少ない
  • 遊びを生み出す力の欠如
  • 内的動機で動けない

などなど、手厳しい見方かもしれませんが、これは個人の能力や資質の問題ではなく、社会問題であることをつくづく感じました。

参加されたお子さんたちの中で、ゲームを日常的に長時間やってる子たちとそうでない子たちは、敢えて言語化すると「目力」で伝わるエネルギーに違いがあります。

私にはそう感じられました。

ただきっと親や周りの大人たちは、このことをそれほど重大な問題だと気付いていないかもしれません。

お母さんたちが、終了後にZOOMで感想をシェアしてくださった内容から、「環境が人に与える影響」は非常に大きく、子どもだけでなく私たち大人も、スマホやメディアからの情報に大いに影響されていることが伺えました。

我が家でアメリカの大学に行くために、TOEFLを攻略するべく勉強を始めた研修生ちゃんですが、本人も親御さんも、スマホが彼女の無気力感の原因だったとは気付いていませんでした。私も始めは気付きませんでした。

今彼女はスマホを使わなくなって2ヶ月くらい経ちましたが、それ以前の彼女と今の彼女とではまるで別人のようです。

子どもの幸せを考える時に、今の時代は「与える」のではなく「与えない」ことを考えなくてはいけない世の中のようです。