家に滞在中の研修生女子には、山の中という自然の中で、馬に乗る時のマインドを教えています。全くもってマインドフルネスの世界です。
私は山にハマりそうです。山の中に入ると、空気感から音から匂いから変化して、別世界にワープしたように、とにかく気持ちが良い。山の中に入っていると何も考えていない状態になり、山から出てくると、また山に入りたくなるという現象に陥っております。山の中は言葉のない静粛な世界。
世のサラブレッドたちのほとんどは、山に行ったりすることは無いと思うけど、馬たちも山の中は好きみたい。動物は自然にすぐに慣れるのかしら？って言うか、人間も自然に帰る方が、不自然な環境に慣れるより早いのではないかしら。
ビデオは1キロくらいキツい坂を登り続けると、ちょっとだけ広い所に出て、ちょっとだけ草が生えている場所に出る。そこからがもっとワイルドな道。車も人も全くいない。そもそも、どこもかしこも人はいない田舎。
研修生女子くんにちょっとかっこいいことを伝えてみた。
殺伐とした社会で繊細な心を持つことは弱さではない。
残酷な世界で柔らかい心を持つことはむしろ強さである。
これから山に外乗。山という自然の中での意識について話す。
・客観性
・抽象化
・感情に引っ張られない
など、馬との関わりで身体で学べることは、つくづく人生の学びと一緒だと思う。
