先日2人の子どもさんを連れて、東京から来てくれたお母さんからフィードバックをいただきました。
ももこさんは認定産後ドゥーラという、ワンオペで子育てされている、産後のお母さんたちのヘルプのお仕事をされています。

それほど沢山の人たちではないけれど、ただ我が家にいらっしゃる方たちはかなり高いパーセンテージで、彼女たちの先に自分のエネルギーを回す方たちです。

そうした人たちが来てくれて、私は馬たちと一緒に何らかのお役に立てるのは、本当にありがたいことだと思っています。

マスに働きかけるのではなく、個人に深く働きかけることが、水面の波紋のように広がるイメージで、多くの人が自分なりの形で、他者にエネルギーを回し、そして循環されていくのは、どう考えてもとてもヘルシーに思えるのでした。彼女たちの先にもまた、もらったエネルギーを他者に回す人たちがきっといるはずです。

とは言え、誰でも常に良い状態を保つなど難しいことで、バランスを崩したりエネルギーの循環が滞ることもあるでしょう。そんな時に馬や自然に癒してもらえるよう、私の方はこれからも環境作りに励みたいと思います。

由紀子さんに会いに行きたいなぁとしばらく思っていたけど、急に、今だ!と思い立ち今回約4年ぶりに訪れました。

この4年の間に、新しい子供が産まれ、新しい仕事を始め、大きな子どもは思春期に片足を突っ込みました。

このところ、長女には細々要求し、反面次女は若干放任しすぎているように感じてはいましたが、私は、日々の忙しさや疲れに流されて立て直すエネルギーが足りておらず、「心身の整え方?わかってはいるけど、今できない」状態が続いていました。

今回の滞在中は「今のままで大丈夫、でも、この部分の意識を変えてみたら、さらにGOOD」と、まずは私自身を認めてもらえる安心感の中で、私も子供達をじっくり観察したり、今まで知らなかったことに驚いたり面白がったりすることができました。

私が安定すると、子供達にも良い波及効果がある。それがはっきりとわかった3日間でした。そしてそれはきっと、私が仕事の中で出会う赤ちゃんを抱えたお母さんたちにも伝わっていくのだと、改めて、仕事に取り組む意義をとらえ直す機会ともなりました。

この滞在を通して、私が感じた、東京に戻っても覚えておきたいこと。

  • 心配せず子どもを信じる事
  • 無理強いせず、自分で動き出すまで待つ事
  • 適切なタイミングで背中を押せるように観察する事
  • 大好きを受け止めること
  • 大好きを伝えること
  • 安心してなんでも話せる環境(=私の状態)を作ること

そして、私自身に必要だと思ったことも、忘れないようにここに記しておきます。

  • 自然の中に意識的に行く事、緑を見ること。
  • これから出会う誰かのために、自分に負荷をかけすぎず整えておくこと

このタイミングで熊本を訪れることができたのは、私にとっても、娘たちにとっても、きっと来られなかった夫にっても、とてもよかった。

いつも、「ちゃんと整えられていない自分」に嫌気が差したり、凹んだりしていたけど、ちゃんと自分の内なる声を聞けて、自分(と娘たち)を、ここに連れてこられたじゃないかと、自分自身を認めてあげたい気持ちがしました。

ほんとによかった、ありがとうございます。